睡眠状態や日中の活動量の客観的なチェック

睡眠覚醒の測定で生活リズムの改善!

 

疲れてくると、日中の活動量が低下し、居眠りなどの回数が増えてくることが知られています。

また、慢性的な疲れは睡眠の異常とも関係しています。

寝付きが悪い、深夜目が覚める、朝起きられない。また、朝早く起きてしまう場合も睡眠障害の可能性があります。

過酷な労働であるほどたくさん体力が必要ですが、肉体労働者ほど睡眠時間が長いとは限りませんし、デスクワークならば短い睡眠時間で済むわけでもありません。

消費した体力の量に比例して休息は必要になるため、睡眠時間にもそれは反映されます。

 

睡眠と疲労の関係はとても密接しています。

疲労とは自律神経が乱れることで感じる疲れのことであり、その原因はさまざまなストレスです。

適度なストレスは問題ありませんが、ストレスの多い生活が続くと、それが原因となって自律神経のバランスが乱れ、良質な睡眠がとれないことに繋がります。

 

そして、日々の生活パターンが睡眠に悪影響を与えていることも少なくありません。

自身の睡眠活動を知ることにより生活パターンの改善が期待されます。

睡眠覚醒リズム分析では、日中の活動量や睡眠状態を、腕時計型の測定器の中に加速度センサーが内蔵された機器を用いて客観的に調べることで、体調不良の状態を科学的に分析することが出来るようになりました。

この測定器を身につけるだけで自動的に睡眠の質や覚醒のタイミングを記録し、下記①~⑤の生活リズムや、どの程度疲労が蓄積されているか解析を行います。

 

① 覚醒時活動量

② 覚醒時居眠り回数

③ 睡眠効率

④ 睡眠時における中途覚醒数

⑤ 横になって眠っている時間など

ライフ顕微鏡 …リストバンド型の睡眠活動チェック

詳細資料 http://www.fatigue.co.jp/pdf/life.pdf

疲労を自覚している被験者の分析結果

 

①単位時間当たりの活動量が低下している。

②日中の居眠り回数が増加している。

③夜間睡眠区間における中途覚醒数が増加し、睡眠効率が低下している。

 

結果サンプル (健常)

[サンプル図]

結果サンプル (日中活動量低下)

[サンプル図]